マウイコーヒー農園    
           
     コーヒーの品種と歴史    
   
 アラビカという科学的な名称の原産はエチオピアです。記録によれば、栽培の歴史は紀元800年に遡ります。いくつかの品種が商業的に栽培されましたが、アラビカ種から選ばれたコーヒーが最も経済的に大きいとされています。
   
     
1980年後半にハワイ大学の施設内で、1940年から1950年前半にコナで試験栽培されたアラビカ種を、再度試験栽培が行われました。これらの種類は、世界中から集められた品種でした。カアナパリ地域の元々のハワイ大学試験栽培は、未だに存在しています。 
   
   
 試験栽培された品種は、カツーラ、カツアイ、プロジェニ502(ティピカ)、グアドループ、ブルボン、ケント、マラゴジッペ、ムンドノーボ、ガァテマラ、サンラモン、6661(ティピカ)、モカ、でした。
 
   
   
 パイオニアミルは、商業的に栽培するための4種類をこの中から選択しました。下記4種類すべてが、マウイコーヒー農園で今後も栽培されていきます。
 
   
   
1.イエロー・カツーラ

「イェロー」と呼ばれる由来は、慣習的に赤として認知されている熟チェリーが黄色のためです。これは、レッドカツーラも同様ですし、その他もレッド・カツアイやピンク・ブルボンのように色で名称が決められています。カツーラは1950年代にブラジルで発見されたC.アラビカ種の変種です。1954年に検疫後、エルサルバドルからコナに送られました。この品種は、暑く乾燥した気候が適していることと、短い茎とやや小さめな植物で、多くの収穫得られる特長があります。色は、クリーンで、スパイシーさのあるマイルドな味です。
 
   
   
 2.レッド・カツアイ

この品種も同様に、イェローもあり、これは1960年代にブラジルでの品種プログラムから生まれました。カツーラとムンドノーボの異種交配でした。優れた農業的特徴があるやや小さめな植物です。1960年代にコスタリカとブラジルで栽培された主要種です。色、味ともに力強さを持つコーヒーです。あるコーヒー評論家に、「コーヒーのカルベネ」と称されたこともあります。カアナパリのどの土壌の栽培にも適しています。
 
   
     
3. プロジェニ502及び6661(ガァテマラ・ティピカからの選択種)

プロジェニ502は、コナのガァテマラに最も似ています。1955年にコスタリカのタリアルバ・リサーチ・ステーションからコナに試験栽培用として持ち込まれました。この品種を首尾一貫して生産をうまく行かせるよう自動的に管理するには難しく、また収穫も他種がすべて終了してからのシーズン最後の時期です。カアナパリのより高度な地域で育ち、マイルドな酸味を持つ上品な味に仕上がっています。

6661は、エチオピアからコナに持ち込まれた先駆種として知られています。プロジェニ502より大きな豆ですが、品質は大変良く似ています。

これら2つのティピカ種は、数年間にわたり農園内の化学物質の無い地域で栽培されています。農園としては、オーガニック生産をする場合にこれを生かしていきたいと考えています。
   
   
 4.モカ(エー・ケー・エー、モッカ、モカ、マウイモカ)

これは、試験栽培において最も魅力的なコーヒー種でした。パイオニアミルは、カッピングの結果に基づいて、最終的に農園の3分の1に栽培しました。それは大きな豆がよりよいという信仰の正反対でした。モカの場合、サイズは問題ではありません。

スクリーン14より大きい豆を見つけれることは困難です。豆は丸く、たまにピーベリーと間違われます。詳細な試験により判明したのは、クラシックな双子葉植物でチェリー一つにつき2個の豆があります。味はなめらかで色々なチョコレートを混ぜたような香りとかすかに感じる酸味が特徴です。

下記と連動して名づけられました。
・ロケーション(イエメンのアルモカ港)
・製品(モカ港から発送)
・コーヒーとチョコレートのブレンド総称(モカ・ジャパ)
・エチオピアからのコーヒー名称(モカ)
・小さな葉と実持つ特別品種

これはすべてから引用されている名称です。

この品種は、その起源をエチオピアに持ち、現在はイエメンで栽培されている1000年以上の歴史があります。モカの樹木は、イエメンの10,000フィート高地で育っているの報告されてきました。マウイコーヒー農園では、500フィートで育てるのがベストです。それは、1955年のタリアルバと検疫を通してのコナでの植栽でした。

この品種に関してすべてが楽観的ではなく、手摘み収穫や互い違いの結実等難しいものです。

生産高も典型的に少量です。何よりも大切なのは、マウイで栽培されたコーヒーとして有名になったことでしょう。

 
   
     トップページに戻る    
     site map