マウイコーヒー農園    
         
     農園の歴史    
     
 カアナパリ地域は、ラハイナの約4マイル北のカアナパリ・リゾートの真上に位置しています。
農園の起源は、1860年より砂糖プランテーションを営んできたパイオニアミルが、次世代産業としての発展を期待して、1988年からコーヒー栽培を始めました。
   
   
 パイオニアミルは、コーヒー栽培をする上での様々な高度や環境状態などの可能性を調査し、また実験的に数種のアラビカ種を栽培し、西マウイ地区での栽培に適した、高品質のコーヒー品種を調査を実施しました。
その結果、4種類のアラビカ種が最適であることがわかりました。
   
     
 こうした結果、カアナパリ・エステート・コーヒー社が設立されました。
やがて、マウイコーヒーとして農務局から唯一承認され、、レッド・カツアイ、イェロー・カツアイ、ティピカ、そしてモカ種の4種を、500エーカーの土地で栽培することになりました。
   
     
 年々木々が成熟しマウイ原産のコーヒーとして、顧客数も増え、マウイコーヒーは歴史のあるコナ・コーヒーと並んで、ハワイ産のコーヒーづくりの物語として語られています。
   
     
 コーヒー農園は、農業経営としてのビジネスの目的は、サトウキビ事業から移行していく事でしたが、
それよりも、サトウキビ産業の衰退が早く、企業努力としては、通常のメンテナンスをせずに灌水だけと続ける決断となりました。
   
     
その後、成熟した木々を復興させるべく努力を惜しまず手入れを継続した結果、マウイコーヒー農園が新たに設立され、本当の起源としてマウイコーヒー が生まれ変わりました。

   
     成長とプロセス    
     
 この土地で栽培されているアラビカ種は、高品質と様々な高度での生産の可能性により選ばれた品種です。すべての農地が、一列36インチ間隔、高さ12フィートの低木の列方式で栽培されています。全農園が天然水の灌水となっており、その水は西マウイ山脈から運ばれ、100年前からサトウキビプランテーションで使われていた灌漑システムが使われています。

   
   
 このシステムは、直接灌水することにより、農園内のメンテナンスの簡易化や肥料の散布効率化を可能にしています。この低木の列方式を採用する事による特長は、収穫を安定化できる点です。
通常収穫は、秋から翌年1月まです。理論上では、収穫はほぼ年間を通して出来るとされていますが、開花時期の2月は品質の影響から、収穫は行いません。
 
   
   
 収穫の定性化は、最高の品質を確約できるようじ樹木に対しての追加設備が必要とされます。機械にはコーヒー樹の枝を揺らす振動ヘッドが備わっていますが、コーヒーは一律には熟さないので、もし全体をまとめて処理してしまうと、統一された味のコーヒーにはなりません。収穫精製工程では、柔らかく乾燥しているか、または熟しているか超塾か、または未熟かなどを選別します。この選別により最終的にお客様がそれぞれの嗜好に合わせたより多くの選択を可能にしています。
 
   
   
標準の柔らかく熟したチェリーは、ウォッシュドとして精製されます。果肉をつけて樹木で熟した超熟や果肉が樹木で乾いたレーズンは、ナチュラルとして精製されます。
 
   
   
果肉を乾燥後、果肉を除去して、パーチメント(内果皮)を残します。この状態で含水率が安定するまで休ませます。その後、パーチメントを除去してサイズ等によって等級を分けます。
仕上がった生豆は、開花からの工程を経た、12ヶ月の栽培の贈物です。この完成品は、世界中でマウイ産コーヒーを待つ業者に送られます。
 
   
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